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狩り暮らしのアリエッティ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2010-12-14-Tuesdayある日森の中 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

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次の依頼は行商人からだった。

 

「ロイヤルハニーを採りに

 渓流に行ったんだけど、

 何かが近づいてくる音が

 聞こえた気がして逃げ帰ってきたの。

 恐ろしくてもう一度行く気にならないわ。

 代わりにお願いできない?」

 

何かが近づいてくる音。

多分それってジャギィやブランゴのことね。

そんなのぜんぜん気にならないし、今度の依頼も楽勝だなと、このときは思っていた。

 

ロイヤルハニーが採れる場所は二箇所。

タケノコがとれるエリアからつり橋を渡ったところにある鳥居のような場所が一箇所。

そして、建物の廃墟がある広場から行ける、緑豊かな森のような場所がもう一箇所だ。

先に鳥居の方へ行き、ロイヤルハニーを採ってみたけど、必要な量の今一歩足りない。

それならもう一箇所へと、歌を歌いながら向かう。

 

ある日♪

森の中♪

熊さんに♪

出遭った♪

 

森に入った瞬間、思わず凍りついた。そこに大きな身体の先客がいたからだ。

まさか本当に出遭うなんて……。

見た目は青い毛の熊。その熊が、蜂の巣から蜜を手で掬い取り、おいしそうに舐めている。

このままじゃ、依頼分のロイヤルハニーがなくなっちゃう!

でも、あんな大きなモンスターに敵うのだろうか。

そう躊躇っていると、ニーヤが猛然と走り出した。

ニーヤ、まさか!

予感は的中。ニーヤは熊の背中に渾身の一撃を繰り出していた。

当然食事を邪魔された熊は猛然と怒り、襲い掛かってくる。

ニーヤを助けないと!

わたしも戦いに加わり、無我夢中で剣を振るった。

気が付くと、その巨体は足元に横たわって動かなかった。

わたしはこの熊に勝ったのだ。

「やった! わたし達勝ったよニーヤ!」

勝利の喜びに鼻歌を歌いながら、ロイヤルハニーを採取する。

こうして初めての大型モンスターとの戦いは、無事勝利することができた。

熊を一人(じゃなくて一人と一匹だけど)で倒せるなんて、ウィリー・ウイリアムスって人と同等の強さってことになるのかな。

なぜだかわからないけれど、この村では、わたしに超人的なパワーが宿っているようだった。

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