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狩り暮らしのアリエッティ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-12-19-Sundayある日、森の昼下がり このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

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「お遣いでキノコ採りに行ったの。

 でも、生えてたキノコは、

 どれも頼まれたものとは少し違ってたわ。

 お母さんは虫がなんとか…って

 言ってた気がするんだけれど…。

 お願い。一緒に手伝ってくれる?」

 

この依頼を受けて、わたしは渓流のキノコが生えている場所へと向かった。

特産キノコ、アオキノコ、毒テングダケ、ニトロダケ、ドスマツタケ……。

いろんなキノコがとれたけど、どれも目的の「熟成キノコ」じゃない。

最後はくたびれただけ、じゃなかった、クタビレタケが取れた。

どうしたものかとキノコの前で考えていると、アリのようなモンスターがとことこ寄って来た。

後で聞いた話では、オルタロスって名前らしい。

黙って見ていると、そのアリのようなモンスターがキノコを食べ始めた。

食べ終わると、お尻が青色にぷくっと膨れる。

……もしかして!

わたしは急に早足になったオルタロスを攻撃してみた。

その膨れたお尻部分に入ってたキノコを依頼主の子に見せると、満面の笑みで頷いた。

これが熟成キノコ!

よし、ならばオルタロスがキノコを食べるのを待って狩ろう!

と思って待っていたけれど、オルタロスは木の実やハチミツも好みのようで、木の実やハチミツばかり採取しては、お尻を緑色にしたり、黄色にしたり、たまに金色にしたりしていた。

それでも根気強く、キノコに向かうオルタロスを待つ。

アオアシラがたまに騒ぎたてるけど、無視して待つ。

かなりの時間がかかったけれど、なんとか必要な数を集めることに成功した。

今回の採集は、討伐よりもキツかったかもしれない。

こういう閃きや忍耐も、ハンターに求められるものなのだろう。

このクエストの達成でまた少し、一人前のハンターに近づけた気がした。